化学同人の新刊「ポストゲノム時代のタンパク質科学」

いろいろ頼りにしているメールマガジン

で発刊を知り,即ネット書店に発注してもう入手することができた。
ポストゲノム時代のタンパク質科学―構造・機能・ゲノミクス

『工夫されたタンパク質の立体図がちりばめられている』という惹句が載っているが,これは私あてに書かれたのではないかと勝手に解釈してしまうくらいドンピシャの本。多くのタンパク質の立体構造ステレオ図がPDB IDとともに示されているほか,章末問題にはなんと『ウェブ活用問題』まで載っていて(Web2.0的!),どうにもうれしくなる本。下はp.37図2.11の『HIV-1プロテアーゼと非分解性環状ペプチドアナログの複合体構造 [1D4K]』を参考に,Chimeで作成した同データのステレオ図である(クリックで拡大)。