科学コミュニケーション

今夜の「世界一受けたい授業」に「5号館のつぶやき」さんが出演

幅広い話題で人気のブログ「5号館のつぶやき」の栃内さんが今夜の「世界一受けたい授業」に出演されることが朝刊の番組欄で紹介された*1。収録後のビデオ編集に協力するために上京されたことがブログに書かれている。 東京日帰り出張(5号館のつぶやき,20…

科学コミュニケーション界のアポロンとアフロディーテが新潟へ!

2009/05/02に記した7月17日夜開催, サイエンスカフェにいがた第26回『オリュンポスの神々と本をめぐって 〜科学夜話12題24色』 のポスターをゲストの長神さんがKuriki Mihoさんに依頼してくださり,とても素敵なものができ上がりました。上記ページでダウン…

本日用の水俣病を考えるPDF資料

本来であれば今ころ新潟市の青山海岸で水俣病の話をしているはずが,リアル世界の難しさ,資料を受け取ってくれる人が現れなかったのでネットにアップした。元資料はいろいろな仕掛けのある27頁のPPTなのだが(配布用は18頁),超概略だけで私の話したかった…

p53分子画像が全国放送に

先週記した番組が本日放映され,オープニングとがんの話のところでp53の分子モデル回転画像が数秒登場して画面右上隅には「生活環境化学の部屋」のクレジット表示。 テレビ朝日「大人のソナタ|第2回 恋は体に良いって本当?」 オリジナルのGIFアニメは以下…

5/3か5/10のテレビ朝日「大人のソナタ」に分子画像(放映後該当画像掲載予定)

2009/04/26に記した分子画像のNewton掲載に続き,今度はテレビにある生体分子の画像が映ることになりました(内容にはタッチしていません)。先週から始まった新番組で,5/3(晴れれば阪神-巨人戦…)か5/10の放送分になります。「生活環境化学の部屋」の名前…

サイエンスアゴラ仕掛け人の長神さんとカソウケンの内田さんが7月のサイエンスカフェに登場!

GW後半初日の好天にふさわしく,うれしいニュースの紹介です。 標題のお二人には以前からサイエンスカフェにいがたのゲストをお願いしていたのですが,この7月にお二人の対談という形で「サイエンスの宵」が実現する運びとなりました。定員等が未定ですので…

Newton最新号特集『有機化学とは何か』の分子モデル

夕刻,昨日サイエンスカフェにいがたを開いたばかりのジュンク堂書店新潟店で出たばかりの雑誌を買ってきました。 雑誌特集『有機化学とは何か』,Newton 2009年06月号 Newton最新号(中央)と昨日入手した本 特集の分子画像の多くは拙作サイトの分子モデル…

1538個のPDBデータ,足したり引いたり

しばらく前に以下のサイトの存在を知った。名前の通り,WikipediaのPDB版とも言えるもので,PDB IDを入れれば(現在 56,000 件以上),Jmol形式のモデルやPubMed情報などが表示される。キーワード検索もできるので生体分子の学習に便利である。 Proteopedia …

最近サイトで取り上げた分子&東大「生命科学 改訂第3版」

最近Jmolで見るトピックス分子に載せたニュースから。 アラキドン酸が神経新生促進と精神疾患予防に役立つ可能性を発見(JST,2009/04/08) *1 ※大隅典子教授らによる アラキドン酸:卵・海藻含有の栄養素、心の病予防効果? 東北大など、動物で発見(毎日,…

サイエンスアゴラ分子企画から生まれた新サイエンスカフェ

2008/12/08ほかに記した, サイエンスアゴラ2008参加記録 (1) 分子の世界をアートとエコロジーから見る に参加された方から,自分もサイエンスカフェなどのイベントを全国展開で開きたいという問い合わせメールが2月に届き,先月は東京から研究室まで訪ねて…

Web資産としての「化学工学資料のページ」と「薬理学電子教科書」

異動の季節,私がWebページを立ち上げるきっかけを作ってくださった伊東章先生が,新潟大学から母校の東京工業大学に移られた。歴史ある下記ページは,しっかりプロバイダに引っ越し作業をしてくださった。 化学工学資料のページ データを居候させていただい…

細胞内タンパク質の立体構造ほか

昨日は生体分子関連のニュースが多く,日課のバイオ関連トピックスへの情報掲載に半日かかってしまった。 自閉症の原因因子の一つ「Shank」のシナプスでの機能を解明 −ShankとHomerの2つのタンパク質の網目構造が、正常シナプスの骨格を形作る−(理研,2009…

科学コミュニケーターという新しい顔

【注】本エントリーの上記記載期日およびPermalinkが「2009-03-29」になっていますが,実際の書き込みは「2009-04-02」ですので,引用の際は以下のようにするなどご留意くださいますようお願いいたします。 科学コミュニケーターという新しい顔(こども省,2…

下村さんのノーベル化学賞受賞記念講演ほか

3月23日に2008年ノーベル化学賞を受賞された下村脩さんの記念講演会「天の導くままに ―発光生物と半世紀」が東京であり,朝日新聞の抽選にははずれたが日本化学会の方には当たったので,別ブログに記した3月20日開催のフォーラム参加からそのまま東京に居残…

20歳になったWebとMaps of Science

書き込みが遅くなったが,3月13日はWebが20歳になった記念日だったとのこと。 WWWの二十歳の誕生日(5号館のつぶやき,) 発信箱:WWWの20年=元村有希子(毎日新聞,2009/03/07) Happy 20th Birthday, World Wide Web(Scientific American) 地球上に生…

JJSC第5号にいろんな肩書きで登場

科学技術コミュニケーション第5号(5号館のつぶやき,2009/03/09) 【話題】JJSC(Japanese Journal of Science Communication)第5号 発刊される(Science and Communication,2009/03/09) で紹介されているように, 科学技術コミュニケーション専門誌JJ…

久々にSARS関連データを探してみたら(CASTpからCleftsへ)

今日はオバマ大統領初の議会演説もあったので, 分子で見る国際問題と海外ニュース に載せるネタを探していたら10日ほど前に以下のようなニュースがあった。 オバマ政権が新脅威概念 「環境安全保障」打ち出す(47NEWS,2009/02/13) SARSウイルス発見前後の…

RCSB PDBのアート絡みのニュースからアプリロニンAへ

RCSB PDBの最新ニュースは教育ネタ特集で,本ブログでもよく取り上げるグッドセルさんのポスターの絵柄が入っている。 RCSB PDB Newsletter | Tools for Education(2009/02/10) その記事の中にあったFlash教材は海生生物から得られている有用な生体分子の…

木と森と森の歴史を見よう(ダーウィン生誕200年に)

今日はダーウィンの200回目の誕生日です。2008/03/30には科博で開かれていたダーウィン展*1を見に行ったことを記したが,今日は読み終えたばかりの以下の本からヒントを得て。 栃内 新,「進化から見た病気 「ダーウィン医学」のすすめ」,講談社ブルーバッ…

今日も1日インフルエンザで終わってしまった

と言ってもインフルエンザに罹ったわけではありません。休日なのに水曜なのでRCSB PDBの定期チェックをしたのが運の尽き。今日もインフルエンザウイルスのデータがあって,調べてコンテンツを作成しているうちに暗くなってしまったのです(他にもメチル化DNA…

「キャップスナッチング」が万能インフルエンザ薬に道開く?(適宜情報追加予定)

朝一番のニュースチェックで。キーワードはキャップスナッチング(cap-snatching)です。 インフル:増殖酵素の構造解明 仏チーム、万能薬に道(毎日,2009/02/05) 昨日のRCSB PDBの最新データチェックでピックアップしておいた中に該当構造データがありま…

「もやしもん@Wiki」発見

ニュースにアシネトバクター菌という耳慣れない名前が。 多剤耐性菌に23人が院内感染 4人死亡、福岡大病院(47NEWS,2009/01/23) 参考:医療施設に広がる新たな脅威、薬剤耐性菌「アシネトバクター・バウマニ」 ギリシャ研究機関(AFPBB News,2008/11/18…

理科ハウスで「石原純」展

サイエンスアゴラ2008ではいろいろな方にお会いでき,2008/11/23に記したように内田麻理香さんには初めてお目にかかれたのだが,1997年に新潟で開かれた理科関連のイベントでお会いして以来11年ぶりに再会できたのが, 理科ハウス【世界一小さな科学館】(神…

PDBとPQSのTMVでGIFアニメ

ちょっとタイトルに凝ってみました。このブログの愛読者やバイオデータベースにお詳しい方は解読可能かと思いますがいかがでしょう。きっかけは今日出されたデータ。 Molecule of the Month(PDB,2009/01),Tobacco Mosaic Virus(タバコモザイクウイルス…

2009年の分子仕事始め(追記あり)

うっかりしていたが今年の年賀画像をブログにはアップし忘れていたので松の内に掲載します。 メインの画像は干支にちなんでウシのロドプシンにしたが*1,元旦の文春のことがわかっていればGFPにしたところ。 そう思って仕事始めに職場に行くと部屋には以下の…

1月24-25日のサイエンスカフェにいがたは特別企画『就活も高校生進路も一刀両断』

今各紙誌で紹介され,大学生協でも新書部門売上げ1位を続けている話題の「就活のバカヤロー」(光文社新書)の著書と,昨年の受験シーズンに話題になった「時間と学費をムダにしない大学選び」(光文社)の共著者が新潟で揃い踏みします! 第19回カフェ 特別…

竹内久美子さんのエッセーで「動く分子事典」紹介!

あけましておめでとうございます。新年早々うれしいことがあったので紹介させていただきます。 今朝目覚めて寝床の周囲に散乱している本の中から, 「週刊文春」2009年1月1日・8日新年特大号 を読んでいたら,なんと, 本間善夫・川端 潤,「パソコンで見る…

ポルフィリンから難病を考える

今年も大晦日。2008年最後のエントリーは難病指定が待たれるポルフィリン症(ポルフィリア)について。27日のTBSの特集番組の中で以下の内容が再度取り上げられ,関係者が病気を広く知ってもらうためにいろいろな活動をしていることが紹介された。 報道特集N…

2008年のwww.ecosci.jp活動総括(追記あり)

あちこちのブログやmixiで年間活動報告がされていることに見習って。*印は本ブログの関連エントリー例です。その他過去の記録を含めて生活環境化学の部屋/回覧板もご参照ください。 ■2月 02/03:気軽にサイエンス「第1回 分子で見る密閉された部屋編」(東…

こども達への有害化学物質の影響は今

今年の3月に出ていたニュースが先日再掲されていた。 子どもの病気:化学物質との関連解明で母子6万組を調査へ(毎日,2008/12/22) 環境省の該当ページ:子どもの健康と環境に関する全国調査 資料例:子どもの健康と環境に関する全国調査−子どもの発育に影…