書籍

「動く分子事典」新版はまずはAmazonで受注

2007/09/15に紹介した新刊は早いところでは明日あたり書店に出るそうですが,それに先だってAmazonで購入できるようになりました(今のところ著者名は本間だけになっていますが川端さんとの共著ですのでお間違いなく!)。どうぞよろしくお願いします。DVD-R…

「動く分子事典」新版は間もなく発刊!

1999年に第1版を出してから8年。お陰で9刷まで増刷になり,多くのご支持をいただいたが,最近のPC環境では動作しなくなってきているため,拙作Webページ同様Jmolを利用したものを世に送り出すべく作業を続けてきたところ,今日になって思いがけず刷上がり見…

今日買った本から(地震と原発)

昨夜,NHK総合TVで以下の番組, NHKスペシャル「想定外の揺れが原発を襲った 〜柏崎刈羽からの報告〜」(2007/09/01) が放映されていたが,今日午前中ジュンク堂に行ったら地震関係の書籍のコーナーが設けられていた。あちこち回って以下の2冊を購入。 岩波…

スリーセブンの七夕の日の温暖化本

今日は07年07月07日。案の定,それを取り上げたブログ記事が多いですね。 過去30日間に書かれた、スリーセブンを含む日本語のブログ記事このグラフをブログに貼ろう! 西日本では大雨,新潟では雲ひとつなく午前中はJ書店まで本漁り。以下の2雑誌が温暖化特集…

ローズオキサイド

昨日もつい化合物名を見て分子を組み立ててしまったが,今日もその続編。 サイエンスZERO(NHK教育TV) 本ブログでの同番組言及記事 の女性ナビゲーターが昨年までの真鍋かをりさん(長い間ご苦労さま!)から安めぐみさんに代わって最初に見た番組, サイエ…

エントロピー環境論について(その1)

2006/06/14に書いた, エントロピー学会 第25回シンポジウム に向けてこのブログでも何回か記事を書きたいと考えている。 シンポジウムは25回目ということで四半世紀を迎えたことになる。この学会は,環境問題に対する大切な立脚点や幅広い視点からの絶え間…

はたらく糖鎖

家のこども達が小さかった時に「はたらくくるま」というタイトルの絵本や歌がはやっていたのだが(今でも人気らしい),このブログで再三取り上げている糖鎖に関すす以下の新刊を入手し,つい上のような標題をつけてしまった。 古川鋼一・遠藤玉夫・川嵜敏祐…

ワトソン博士のゲノム公開へ

先ほど見たニュースから。 遺伝情報:ワトソン博士のゲノム公開へ 個人では初と米誌(毎日,2007/05/29) 榊佳之,「ゲノムサイエンス ゲノム解読から生命システムの解明へ」,講談社ブルーバックス(2007) …bk1情報 にも,バイオ企業, 454 Life Sciences が…

お勧めの新刊「有機化学美術館へようこそ」

たくさんの分子モデルをカラーで美しく見せてくれるサイト, 有機化学美術館 が書籍になったといううれしいニュース。 佐藤健太郎,「有機化学美術館へようこそ ─分子の世界の造形とドラマ」,技術評論社(2007) …bk1情報 参考(著者ブログ記事):明日発売(…

レクチンに脚光をあてた本

一般にはなじみのないレクチンというタンパク質, レクチン - Wikipedia | Lectin をタイトルにした本,値段もいいのでどうしようか迷ったけれど,このブログでも時々取り上げる糖タンパク質・糖鎖*1に関するものなので思い切って発注してしまったのが本日…

「フューチャリスト宣言」とつなぐ作業

2007/05/15に書いたように, 梅田望夫・茂木健一郎,「フューチャリスト宣言」,ちくま新書(2007) …bk1情報 の両著者サイン本が当選し,本日帰宅したらポストに届いていた。お二人のお人柄が見えるような筆跡に大感激しつつ夕食で祝杯をあげる。 p.149には梅…

梅田さんと茂木さんのサイン本当選!!

2007/05/10で応募した新刊「フューチャリスト宣言」の当選通知とTB(左欄「最近のトラックバック」をご覧あれ!)が「はてな」から届きました。 「フューチャリスト宣言」サイン本欲しい!とは - はてなダイアリー 予想外のことでやたら歓喜しています。メー…

再び唐突ですが

2006/02/03の落選(?)に懲りず再度挑戦。 「フューチャリスト宣言」サイン本欲しい! 梅田望夫・茂木健一郎,「フューチャリスト宣言」,ちくま新書(2007)*1 詳細ははてなダイアリー記事参照 フューチャリスト宣言 (ちくま新書)作者: 梅田望夫,茂木健一郎…

“のだめ”だったGWもあと一日

投宿先の本棚に, 二ノ宮知子,「のだめカンタービレ」,講談社コミックス …bk1情報 があって,ついパラパラと開いたのが運の尽き。タイトルだけはさんざん耳にしいて,どろどろした人間関係のクラシックのウンチク本と勝手に決め込んでいたのだけれど,全然…

吉村忠与志先生が化学教育賞受賞

MOLDAの吉田さんを記念する論文賞(2006/11/11) の中で以下のご著書*1, 吉村忠与志・上嶋晃智,「コンピュータ化学 ―インターネット時代の化学情報工学」,サイエンスハウス(2003) …bk1情報 を紹介させていただいた,吉村忠与志先生が日本化学会の化学教育…

エネルギーの教材としてのクロスコプター

少し前だが,職場の生協に行ったら書籍コーナーに, 科学のタマゴ「クロスコプター」,学研(2007/02)(体験ムービー掲載) …bk1情報 が置いてあった。総合監修として左巻健男さんの名前が出ている! 参考:総合監修:左巻健男の学研『科学のタマゴ』手回し発…

村上春樹版「ロング・グッドバイ」

発刊を楽しみにしていた本を今朝読了。巻末の「あとがき」も含めて,いろいろ納得させられながら堪能させてもらった。 レイモンド・チャンドラー 著,村上春樹 訳,「ロング・グッドバイ」,早川書房(2007) …bk1情報 私がチャンドラーをはじめとするハードボ…

最南端の「分子事典」

昨日届いたメールマガジン, ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)- No.273 で紹介されていた, 所蔵図書館マップ で拙著「動く分子事典」を調べてると以下のようになります*1。 所蔵図書館マップ - パソコンで見る動く分子事典 古巣の青森にないのがさびしいです…

「最初の生命」の誕生

私たちはどこから生まれ来たのか。それを知りたくて多くの著作や特集雑誌の活字を追い,添えられた図や画像に心を動かされてきた。 シュレディンガー,オパーリン,江上不二夫,渡辺格,南方熊楠,三木成夫,柴谷篤弘,……。 先日発売された以下の雑誌特集で…

「イラストレイテッド ハーパー・生化学 27版」

定評ある書籍の新刊が先日届いて読んでいるところ。 Robert K. Murrayほか 著,上代淑人 監訳,「イラストレイテッド ハーパー・生化学 原書27版」,丸善(2007) …bk1情報 最近の版から『糖タンパク質』を章として独立させており,27版では46章pp.554-576で詳…

NHK謹製グーグル特集番組&Google後

2007/01/17で放映予告したNHK謹製グーグル特集。残念ながら期待した新しい知見はあまりなかった。せっかくGoogle本社の取材を許されたというのに。 番組で扱ったテーマをキーワードで示すと,PageRank,SEM,Google AdWords & Google AdSense,グーグル八分…

新刊「理工系のネット検索術100」&CGM

先日紹介した今夜の番組NHKスペシャル「グーグル革命の衝撃」(NHK総合TV,2007/01/21・21:00〜放映予定)の録画予約をしたところ。Google社内の様子などが見られるのは楽しみである。 本ブログでも度々紹介するように,学びの世界でももはやインターネット…

化学同人の新刊「ポストゲノム時代のタンパク質科学」

いろいろ頼りにしているメールマガジン, ポピュラー・サイエンス・ノード 2007/01/16号 で発刊を知り,即ネット書店に発注してもう入手することができた。 Arthur M. Lesk 著,高木淳一 訳,「ポストゲノム時代のタンパク質科学 構造・機能・ゲノミクス」,…

岩波ブックレット「生きる力」と脳の力

暮れに読んだ本から。 「生きる力」編集委員会 編,「生きる力 ―神経難病ALS患者たちからのメッセージ」,岩波ブックレット(2006) …bk1情報 ALSについては本ブログでも何回か取り上げているが, [ALS][書籍][生体分子][Input/Output]ALSを考える(2005/02/14…

「三位一体モデル」で『大学』を考える

帯にタモリさんの“30分で読めちゃう”とある中沢新一さんの新刊をそれより時間を費やして読了。日刊イトイ新聞でも華々しく情報を出しているが,この13日には講演会が開催されるなどずいぶんにぎやかな展開になっている。 中沢新一,「三位一体モデル TRINITY…

「現代倫理学事典」に見る現代

このところ矢継ぎ早にネット書店に本を発注しているが,一昨日は以下が届いた。Webサイトを開設して以来,環境問題,生命の問題,科学技術と社会,ネットと社会など,様々なコンテンツをつくりながら勉強せざるを得なかった一つの大きな側面を集大成してくれ…

仕事追い込み時に届いたWeb2.0本2冊

11月は東奔北走の予定でこの3連休も準備の追い込み(と言いつつ,ブログを書いて逃避)。 科学技術社会論学会 第5回 年次研究大会・総会(2006/11/11-12,北海道大学) 第29回情報化学討論会(2006/11/14-15,新潟市・朱鷺メッセ) 「サイエンスアゴラ2006 …

「シグナル受容機構の解明が導く創薬・治療への躍進」を読むために

この本の発行は知っていながら,シグナル伝達の本はかなり集めたので入手しないままでいたのだが,先日書店に行って立ち読みしたら関心のあるテーマが多数扱われていて早速ネット書店に発注。在庫がなくて届くのに時間がかかってしまった。 同書で扱われてい…

“持続可能”から“維持可能”へ

途中まで読んでいながら夏休み中に読み終わらず,明日の環境の講義を前に早朝起きて読了。 宮本憲一,「維持可能な社会に向かって」,岩波書店(2006) | MORE INFO …bk1情報 書評例:陣内秀信,『維持可能な社会に向かって [著]宮本憲一』(朝日新聞,2006/0…

新刊「進化・情報・かたち」と最近の関心

タイトルを見て,これは読まなくてはと思って手に入れたが,予想以上に自分自身の最近の関心事と重なる部分があって楽しませてもらった。 伏見 譲・西垣功一 共編著,「進化・情報・かたち “生命知”のパースペクティブ」,培風館(2006) …bk1情報 これまでこ…